二重整形は大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2種類があります。
切開法がメスを使う手術である一方、埋没法は切らない施術のため気軽に受けることができると大人気。
今回は、チャレンジする方が多く特に人気の高い埋没法について、失敗しないためのコツを詳しく紹介していきます。
中でも今回は、施術の準備段階で大切なポイントをまとめました。
実際に埋没法で二重整形を行った経験者の声をまとめた信ぴょう性の高い内容なので、ぜひ最後までチェックしてみてください！
埋没法と切開法の比較
まずは簡単に、二重整形の埋没法と切開法を比較して紹介します。
また、埋没法の施術はさらに細かく分かれています。
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埋没法 |
切開法 |
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施術内容 |
まぶたを糸で留めて二重を作る |
まぶたを切開して二重を作る |
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ダウンタイム |
3日～1週間 |
長くて1か月程度 |
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費用の相場 |
3万円～ |
10万円～ |
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二重の永続性 |
永続性はなく取れる可能性あり |
半永久的に二重がキープされる |
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デザインの修正 |
糸を取ることで再手術可能 |
一度作ったラインは消えない |
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傷跡 |
ほぼ残らずわかりにくい |
多少傷跡が残る可能性あり |
留める点の数
2点留め、3点留め、4点留めなど。
基本は2点留めで二重にできますが、まぶたの厚さなどに応じて長持ちさせるために留める点を増やすことがあります。
留める位置
埋没法は、糸で留める位置によって「挙筋法（きょきんほう）」と「瞼板法（けんばんほう）」の2つに分かれます。
挙筋法は、まぶたの皮膚と裏側にある挙筋を結びつける施術で、まぶたにたるみのある方向け。
瞼板法は、糸をまぶたの皮膚から瞼板（眼球に触れる部位）を結びつける施術で、まぶたにたるみの無い方向けの施術です。
2点留めや3点留めが選べるのはこちらの施術です。
二重整形埋没法・準備編
理想の二重を手に入れるためには、術前の準備がとても重要です。
特に重要な事前準備を簡潔に紹介していきます。
医師と完成イメージを共有する
まず、医師と完成イメージを完璧にすり合わせておきましょう。
症例の中から元の目が自分に近い人を探し、「気に入ったデザイン」と「これは嫌」というNG画像を両方とも用意しておくこと。
画像を印刷して医師に手渡しできるようにするとなお良いです。
しっかりとイメージを共有することで、納得のいかない仕上がりを避けることができます。
施術前の写真を残しておく
施術前の写真は必ず残しておきましょう。
手術が終わった後に比較できますし、何かあった時に術前の状態がわかる写真があるのと無いのとでは全く違います。
・目を開いている写真
・目を閉じている写真
両方を用意しておくようにしましょう。
ダウンタイムについて正しく知っておく
埋没法は切開法と比べるとダウンタイムが短く済みます。
しかし最低でも1週間〜10日は腫れることを覚悟しておいたほうが良いでしょう。
（※留める点の数や個人の体質によって差はあります）
数日でダウンタイムが終わると思っているよりも、長引くかもしれないと思って用意しておいた方が間違いありません。
埋没法を経験したからこそわかる、ダウンタイムに向けて事前に準備すると良いものを紹介します。
・伊達メガネやサングラス
・涙と同じ成分で防腐剤不使用の目薬
・保冷剤と冷し用のジェルアイマスク
・精製水に浸したコットン
事前に上記を用意しておくと、ダウンタイムがつらい時に役立ちます。
ちなみに「冷えピタが効く」というような情報が広く流れていますが、経験上、冷えピタは大した効果はありません。
カウンセリング編～カウンセラーver.～
クリニックのカウンセリングを受ける際、埋没法の失敗リスクを最小限に下げるポイントを紹介します。
まずは、カウンセラーが相手の場合から確認していきましょう。
症例写真を見せてもらう
クリニックに埋没法の症例写真がある場合、必ず見せてもらうようにしましょう。
施術のレベルやデザインは事前にチェックできるのが理想です。
もちろん症例写真がないからと言ってダメということはありませんが、安心感が違います。
少しでも違和感があれば逃げる
カウンセリングを受けている中で、ほんの少しでも違和感があればそのクリニックは避けるのが無難です。
意外と勘は当たるもので、実際に美容整形関係で失敗した経験のある方のなかには「カウンセリングの段階で違和感があった」と後から振り返っている女性も少なくありません。
予算について
カウンセリングの結果、かかる費用が予定していた金額を大幅に超えていたら必ず一旦持ち帰りましょう。
理由についてもしっかり説明してもらうことが大切です。
押しに負けてその場で契約するのは一番やってはいけないこと。
その場で決めずに必ず一度、冷静になることが大切です。
医師選びがまだなら、カウンセラーに「埋没が人気で1番予約が取りづらい医師」を聞くと、失敗のない医師選びにつながります。
早く二重整形をしてしまいたい気持ちもわかりますが、当日施術できる医師は避けましょう。
当日施術のできる医師となると、人気のない原因として下記のような深刻な問題がある可能性があります。
・対応や言動含め人気がない
・過去に事故を起こしている
・経験のない新人（練習台として使われる）
しかも当日の施術はクーリングオフの対象外となるので、早まった判断は大きな損害につながります。
注意してください。
静脈麻酔は断る
手術の際の麻酔として、静脈麻酔を勧められた場合は必ず断るようにしましょう。
なぜなら、静脈麻酔自体がそもそも安全性の保障がないからです。
完全に意識がなくなってしまうため、不必要な放置や練習台にされる危険につながったり、指名しても医師がすり替えられる（シャドードクター）危険があったり、術後すぐに確認ができない、また意識がない時に暴れる患者さんもいるそう。
二重整形の失敗の確率が上がるので、注意してください。
ちなみに、笑気麻酔については特に問題がないというのが施術経験者の判断です。
施術が20万超えるのはぼったくり価格の可能性あり
埋没法の相場は、だいたい3～15万程度。
にもかかわらず施術が20万円を超える場合、ぼったくり価格の可能性があるので気を付けなければなりません。
その他
ここまで紹介しきれなかった、カウンセラーによるカウンセリングにおいて役立つ情報を一挙紹介します。
・「リスクはありません」と言うカウンセラーは、勉強不足なので信用しないのが得策
・希望通りにならなかった時のアフターフォローについては聞いておく
・キャンセル料はいつから発生するのか、いくらなのか確認する
・ダウンタイム中に不安なことや失敗した場合の対応、リスクは確認しておく
・埋没を安全に出来る目安は3度まで説が多い（それ以上は機能障害を起こすリスク大）
・修正希望しても拒否されて心にダメージ負うこともあるので永久保証制度を付けるのはおすすめしない
あまり公になっていない情報ではありますが、実際に埋没法で美容整形を受けた方が実際に感じていることをまとめています。
上記に関係することで苦い思いをしてきた方が多いため、可能な限り事前に確認し、トラブルなく二重整形を終えられるよう意識しましょう。
カウンセリング編～医師編～ver.
つづいては、医師による直接のカウンセリングのときに役立つポイントを紹介していきます。
医師の条件
失敗のリスクを下げるためには、優秀な医師を選ぶのが一番です。
医師の選び方として満たしておきたい条件を紹介します。
・美容外科歴5年以上
・JSAPS（日本美容外科学会）資格持ち
・眼科・形成外科・美容外科専門医資格のある医師
上記以外の資格は「自称専門医」の可能性があるので注意が必要。
とにかく慎重に話を進めること
医師に希望を伝える際は、必ず画像を見せましょう。
画像を見せつつ相談し、医師の勧める無理のない二重幅にしてください。
「できるだけ幅の広い二重が良い」 と考えている人もいると思いますが、まぶたの厚さやたるみの状態などトータルして考えた時に向かないこともあるのです。
また、顔全体のバランスを考えた時に二重幅が広すぎると不自然な仕上がりになることも。
広くすれば可愛いというわけでもないので、医師の意見は聞くべきです。
また、カウンセリングの段階で脂肪(roof)切除を勧められることもありますが、実はこの施術が必要な人は極小数。
脂肪を取ると将来目の上が窪むリスクを負うので、提案されたら本当に必要か別のクリニックの医師の意見を聞いた方が良いです。
医師をしっかり見極めよう
美容整形はその後の人生も左右するくらいに重要なものですから、カウンセリングで「本当にこの医師に任せて大丈夫なのか」見極めてください。
・デザインや施術内容が希望と大幅に違う
・納得できるまでデザイン作成に付き合ってくれない
こんな医師であれば、別のクリニックを探しましょう。
また、質問に対して機嫌が悪くなる医師が稀にいるのですが、これは自信の無さの現れ。
失敗が多く、アフターフォローも心を抉ってくる恐れがあるのでとても危険です。
ちょっとでもひっかかったら、すぐに逃げてください。
その他
ここまで紹介しきれなかった、医師によるカウンセリングにおいて役立つ情報を一挙紹介します。
・カウンセリングにて「眼瞼下垂」と言われた場合は保険適用で二重に出来るので、即決せず別のクリニックを検討すると安く二重の施術が可能
・丁寧にマーキングしない医師はやめておく
・失敗とはどういう条件か確認する
・リスクはないと言う医師はヤバい人なので逃げる
・希望通りにならなかった時(左右差が大きい等)のアフターフォローについて聞く
少しでも違和感があった時には自分の勘を信じるのが一番です。
後悔のない二重整形のためにも、断る勇気は必ず持ってくださいね。
まとめ
二重整形の中でも人気の埋没法ですが、「手軽に二重になれる」と広告を真に受けた結果思い通りの仕上がりにならずつらい思いをする方も少なくありません。
失敗しないためには準備段階から慎重になりましょう。
今回紹介した内容を参考に、特にクリニックや医師選びは気合を入れて挑んでくださいね。
施術から施術後にかけての重要なポイントは次の記事でまとめていますので、こちらも最後まで目を通してみてください。
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