みなさん髄膜炎(ずいまくえん)という病気はご存知でしょうか?
特に若い世代で流行しやすい髄膜炎ですが、実はワクチンによって予防することが可能です。
特に多くの人と濃い接触をする機会の多い風俗嬢やパパ活女子は、髄膜炎ワクチンを打っておいて損はありません。
今回は「淋病も予防できる」と研究結果も出ている、期待の髄膜炎菌ワクチンについて詳しく紹介したいと思います!
髄膜炎ってどんな病気?
まずは髄膜炎(ずいまくえん)がどういった病気なのか、基本的なことを知っておきましょう。
髄膜炎とは
髄膜は、脳や脊髄の周囲にある脳脊髄液という液体を覆っています。
この髄膜が、何らかの原因で炎症を起こした状態を髄膜炎と言います。
髄膜炎になる原因は下記の通り。
・細菌やウイルスへの感染
・自己免疫疾患
・がん
特に細菌感染によって引き起こされる髄膜炎は進行が早く後遺症が残りやすいため、注意が必要です。
髄膜炎は性病ではない
髄膜炎は分類上、性病には当たりません。
ではなぜこのブログで髄膜炎の話題を出しているのかというと、性病ではないですが性行為も感染ルートの一つになりうるからです。
後述しますが主に唾液などの体液を介して感染するリスクがあり、簡単に感染する割には致死率などを見ても危険度はかなり高い病気です。
ちなみに、風俗やパパ活で知っておくべき性病に関してはこちらで紹介しているので気になる方は見ておきましょう。
髄膜炎の症状
髄膜炎にかかると下記のような症状に悩まされることになります。
・発熱
・頭痛
・嘔吐
症状が悪化すると首の硬直がおきたり意識が朦朧としたり、けいれんなどの発作を起こすこともあります。
普通の風邪のような症状だからとあなどると、深刻な事態に陥るかもしれません。
治療をしないと致死率50%
髄膜炎は実は恐ろしい病気です。
WHOによると、髄膜炎に対して治療を行わなかった場合、約50%が死亡するという報告があるのです。
そして、適切な治療を行った場合であっても発症後1~2日以内に5~10%の患者が死に至るともいわれています。
初期症状から「風邪かも…」と判断して放置した結果数日後に意識がなくなり、ショック状態になりそのまま死んでしまうこともあるのだそう。
髄膜炎菌は放置すると血液の流れにのり体中に回ります。
その結果症状が急激に悪化し、上記のような最悪の事態を招くことがあるのです。
髄膜炎菌=細菌性髄膜炎の原因で一番多い!
髄膜炎は細菌やウイルスへの感染、自己免疫疾患やがんによって引き起こされる可能性がある病気です。
しかし、中でも「髄膜炎菌」という細菌が原因となる「髄膜炎菌性髄膜炎」は、非常に感染力が強いことで有名。
髄膜炎の集団感染といえばほぼ確実に、髄膜炎菌が原因です。
その感染力の強さから「流行性髄膜炎」と呼ばれることもあります。
世界的に見ると、日本における髄膜炎菌性髄膜炎の知名度は低め。
しかし仮に感染した際にはとても危険性が高い病気なので、ワクチン接種で予防をしたり、早期の発見が重要です。
風俗嬢やパパ活女子が髄膜炎菌ワクチンを打つ意味とは
「日本で知名度の低い病気なんて、自分にはあんまり関係ないかも」
なんて思ってはいませんか?
しかし風俗嬢やパパ活女子こそ、髄膜炎菌ワクチンを打つ意味はおおいにあります!
その理由について、わかりやすく紹介していきます。
髄膜炎菌の感染リスクが高いのは10代後半~20代
髄膜炎菌の感染リスクが最も高いと言われているのは、10代後半から20代の若い世代です。
10代後半から20代といえば、友人同士など集団の中で過ごす時間が長い年代。
学生さんの場合は寮生活があったり、サークルで大人数が集まったりしますよね。
実は日本国内における髄膜炎菌感染症は、学生を中心とした集団感染が複数報告されています。
風俗やパパ活で稼ぐ女性に多い10代後半~20代は、普段の生活の中でも髄膜炎菌感染症にかかるリスクが高くなっているのです。
髄膜炎菌は唾液でも感染する
髄膜炎菌は様々な経路で感染しますが、意外なところで言うと唾液を介しても感染します。
親子や恋人などの間でも当然感染リスクがありますが、風俗で働く女性やパパ活女子の場合は不特定多数の相手と触れ合う機会が多くなりますよね。
となると、唾液を介した髄膜炎菌の感染リスクが必然的に高くなるのです。
ただでさえ若い年代で流行しやすいというリスクのある髄膜炎菌。
風俗やパパ活で稼ぐ女性はさらにハイリスクとなるので、ワクチンの検討をオススメします。
髄膜炎菌ワクチンは淋病予防にもなる
性病のひとつとして有名な淋病。
風俗嬢やパパ活女子に髄膜炎菌ワクチンをオススメする理由のひとつに、髄膜炎菌ワクチンは淋病の予防にもなるという研究結果が出ている…ということも挙げられます。
なぜ髄膜炎菌ワクチンが淋病の予防になるのかというと、髄膜炎菌と淋菌が非常に近い細菌だから。
ちょっと難しい話にはなりますが、髄膜炎菌と淋菌、それぞれのDNAの70%が共通する配列となっているため同じワクチンが効果を発揮するとされています。
淋病は特に女性の場合、無自覚で感染しているパターンが多い性病。
しかしうっかり受診が遅れてしまったり、自覚のないまま放置したりしてしまうことによって骨盤が炎症を起こしたり、最悪の場合不妊症や子宮外妊娠の原因になることも…。
淋病になった場合は治療に抗菌薬が使われるのですが、最近では抗菌薬ですら効かない「耐性菌」が増えていることが、淋病の大きな問題となっています。
治療には抗菌薬が使われますが、問題は耐性菌が増えていること。
治療しようにも、薬の効かない症例が増えているのです。
となると、淋病への感染を防ぐワクチンを接種することで予防ができればそれに越したことは無いですよね。
風俗やパパ活など性病感染リスクが普通よりも高い生活をしている場合、淋病が予防できるとなると心強いと思います。
髄膜炎菌ワクチンに関するQ&A
最後に、髄膜炎菌ワクチンに関して知っておきたいポイントをわかりやすくまとめました。
ワクチンを打つ際の検討材料として役立ててみてください。
髄膜炎菌ワクチンは何回打つ必要がある?
複数回打つことで効果を発揮するワクチンも多いですが、髄膜炎菌ワクチンについては1回の接種で効果を発揮します。
ただし5年で効果が失われるため、継続した効果を希望する場合は5年に1回も頻度で接種することが推奨されています。
髄膜炎菌ワクチンはいくらで摂取できる?
髄膜炎菌ワクチンの値段は、1回約19,000円から25,000円程度。
医療機関によって設定額が異なるので、事前に確認しておきましょう。
髄膜炎菌ワクチンに副反応はある?
髄膜炎菌のワクチンには、ワクチン接種全般に見られる一般的な副反応以外の報告はありません。
基本的には接種した部位の痛みや腫れ程度です。
まとめ
今回は、広く知られてはいないもののとっても怖い髄膜炎を予防するワクチンについて詳しく解説しました。
髄膜炎菌ワクチンは髄膜炎を予防するだけでなく、似通ったDNAの配列を持つ淋病の予防にも効果があると言われています。
若い世代でリスクの高い髄膜炎予防、そして耐性菌が増えたことにより治療が難航しやすい淋病の予防のためにも、一度打てば5年は効果が継続するワクチンの接種をぜひ検討してみませんか?
特に、風俗勤務やパパ活などで性病リスクの高い女性は淋病の予防の面から髄膜炎菌ワクチン接種を前向きに考えてみてくださいね。